ローマ字かな入力とかな入力

 先月下旬にApple Storeから注文した2020年モデルのApple Silicon M1 MacBook Air(以下、MBA)のベースモデル(8コアCPU、8コアGPU、8GBメモリ、512GB SSD)が今月1日自宅に届いた。

 通常だったら、注文日から3〜5営業日で届くようだが、キーボードをJISキーボードからUK(英国)キーボードにカスタムオーダーしたため、国内にストックがなく、中国のApple工場でBTOされたわたしのMBAは、

10月23日
:Apple Storeから注文

10月25日
:17:45 海外荷物受付:上海支店(中国)

10月29日
:01:27 海外発送:深圳支店(中国)
(何故南下する? 上海から羽田へ発送できるのに。その日の習さんに気分で空路が変わるのか?)

10月31日
:羽田着〜出荷指示:GSCM・ADSC支店(東京)
(わたしのMBAは6日間も中国で何されていたんだ?)
:14:46 荷物受付、発送済み:ADSC支店(東京)
:16:23 輸送中:羽田クロノゲートベース(東京)
:23:55 輸送中:地域ベース

11月01日
:06:33 最寄りのセンター
:09:05 自宅到着(配送完了)

と、現代のシルクロードで物流されて注文日から10日かかった。

GSCM(Global Supply Chain Management):ヤマト運輸グローバルSCM事業本部
ADSC(Apple Delivery Support Center):ヤマト運輸の支店

 購入が1年遅れたのは、コロナ禍の影響から一年延期になった東京オリンピックに合わせたのではなく、同MBAにMagSafe電源ポートがなくなっていたことが購入にブレーキがかかり、来年発売予定の次期MBAには同電源ポートが復活しそうなので、それまで待つかとお見送りでいたのだが、ネットでのM1チップの性能があまりにも高評価だったので、「お見送り」より、「M1チップの性能が気になる〜」が勝り、購入に踏み切ったのだ。

 Macパソコン購入歴は、2013年にMacBook Pro(以下、MBP)、2017年に前出のMBPが文鎮化したためMBAを購入しているので今回で3台目になる。

 因みに、一時いっときは先月発売されたApple Silicon M1 Pro/Max MBPには同電源ポートが復活していたのでこちらにするかと気持ちが揺らいだが、ベースモデルでも価格が価格だし、そもそもわたしは、映像や音響の制作の仕事をしているわけでもなく、毎日のように動画作成をしているユーチューバーでもないし、動画は年に1、2本iPhoneで作る程度で、わたしのパソコン使用用途を鑑みると、MBPはオーバースペックで宝の持ち腐れは必至。MBPを購入したら周囲から「ばかじゃね」と、嘲笑されそうなので、身の丈に合ったMBAだなと考え直したのだ。賢明な選択だったと思う。

 さて、UKキーボードにした起因は、今更ではあるが、既存MBAのJISキーボードを眺めていたら、ふと、
「かな、全く使ってないなぁ」
 と、まじまじと見つめてしまい、
「かな、いらなくね」
 と、思っちゃたのである。

 JISキーボードはひらがなとローマ字がひとつのキーに刻印され、数字や記号のキーになると、ひらがなの促音や濁点・半濁点の刻印も加わるので、なんてお賑やかなことでしょう。

 かな入力をする日本人の比率は10%みたいだ。したがって、ローマ字かな入力をする90%の日本人には、ひらがな刻印は不要なのだ。

 わたしは、パソコンも持ってない、コンピューターの知識も皆無だった21歳の時、魑魅魍魎のソフトウェア業界に飛び込み、マシンのコマンド入力もプログラム言語も英語なので、真っ先にキーボードのアルファベットのキー配列を覚え、昭和時代の設計書・仕様書の作成は一切合切手書きだったので、かな入力を覚える機会もなく、日本語入力はローマ字かな入力になった。もし「かな入力してみ」と、言われたら、ウォーリーをさがせ! になってしまう。

 ただ、ローマ字かな入力は日本語入力もできる一石二鳥だが、日本語の子音になると、ローマ字かな入力はひと文字の打鍵数が増えるので、その分かな入力より時間がかかるし、タイプミスも多くなると思う。したがって、少しでも早く文字に起こさなければならない職業の人たちはかな入力なのかな。

 なお、US(米国)キーボード、UKキーボードでもかな入力はできるが、JISキーボードの[゜][へ][む][ろ]の位置が変わり、ひらがな刻印はされていないので、かな入力のタッチタイピング(ブラインドタッチ)ができない人には厳しいだろう。

 ITエンジニアは仕事の効率化を図るのに、かな入力にすると生産性を30%アップすることができると謳う著名人もいるが、わたしが従事してきた数々のシステム開発プロジェクトにおいて、「ドキュメント作成はローマ字かな入力は禁止です」なんてことは、ただの一度もなかった。

 Webサイトの入力で、『かな入力しか入力できません』なんてことも、お目にかかったことがない。

 「かな入力を覚えておけばよかった」と、嘆き後悔したこともない。

 と、言うことで、新しいMBAは、ひらがな刻印のないすっきりしたUKキーボードにしたのである。俗にいう視覚的ノイズから解放された感じだ。

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