【番組】ザ・カリスマ・ドッグトレーナー

 現在、CS放送のナショナルジオグラフィックチャンネル(NATIONAL GEOGRAPHIC CHANNEL)で「ザ・カリスマ・ドッグトレーナー ~犬の気持ち、わかります~」(英語タイトル:DOG WHISPERER with CESAR MILLAN)が放送されている。

 

 「吠える」「噛みつく」「歩かない」などの問題犬をドッグトレーナーのシーザー・ミラン(CESAR MILLAN)が、まるでトラやライオンを赤子のように操るマジシャンみたく犬を矯正していく番組である。

 わたしは昨年まで15年半、猫(♀)を、その前も4年間、猫(♀)を飼っていた(いずれも死亡)が、犬は一度も飼ったことがない。しかし、この番組は興味深く見入っている。

 もし、「犬と猫どっちが好き?」と、聞かれたら「どちらも好き」と、比べることなく答えるが「飼うとしたらどっち?」と、聞かれたら「猫」と、躊躇することなく即答するわたし。

 犬も飼いたいなぁと思ったこともあるが、後ろから誰かに最後の一押しをされても、後一歩の踏ん切りが付かない。理由はいくつかあるが、一番の理由は「犬は、主従関係を作る動物」だからである。

 飼い主が犬のリーダーであることを怠り、猫可愛がりならぬ犬可愛がりで犬の好き勝手に犬の言いなりに育てると、犬は自分がリーダーだと勘違いして飼い主の言うことを聞かず問題犬になるそうだ。

 その点、猫は楽だ。猫は犬のようなに飼い主との間に “主従関係” は持たない。

 猫は「キミとわたしは対等ニャン」と、飼い主のことを “同居人” だと思っているからである。

 つまり、猫は、粗相をして飼い主に叱られても「同居人に文句を言われたニャン」エサを上げても「同居人が、食べ物をくれたニャン」と、思っているだけで、躾けをしても一度で言うことを聞くことは滅多になく、何度も何度も繰り返し繰り返し教えて、やっと聞くようになったとホッとしていると…数日後、早ければ数時間後、数分後に、隙あらばとまた同じことをやるのも「うるさい同居人だニャン」程度にしか感じていないのである。
Ψ(`◇´)Ψ

 犬も猫も、もともとは4,000~5,000万年前に森林に生息していたミアキスと呼ばれる小動物が祖先だそうだ。

 ミアキスは木に登ったり、草木の陰に身を潜め、外敵から身を守ったり、獲物が近づいてきたら、獲物目がけて後ろ脚で跳躍し、前脚のするどい爪で獲物を取り押さえ、牙で獲物の喉元を噛みつき窒息死させ食していた。自分一匹で十分に身を守り、獲物を捕獲することができたのである。

 ところが、ミアキスの中にも木に登ることができなければ、爪で獲物を捕獲することもままならない下手ッピがいた。こんな彼らは新しい獲物を求め森林を離れ草原へと出て行った。

 草原は森林とは異なり四方八方、身を隠すところが極端に少ない。いつ敵から襲われるかわからない。また、狩猟も下手ッピなので自分一匹では獲物の捕獲はなかなか難しい。

 そこで、彼らはこれらの弱点を解決するためにリーダーを決めて群れで行動することを覚えた。これが犬(イヌ科)のはじまりになる。森林でそのまま暮らしたミアキスが猫(ネコ科)のはじまり。

 よって、犬には常に“主従関係”が必要だが、猫には “主従関係は不要” と言うことになる。

 因みに犬の臭覚は猫より優れているが、聴覚は猫のほうが犬より優れている。草原で暮らす犬と森林で暮らす猫が、それぞれに生きていくために自然に備わった機能なのだろう。

 シーザー・ミランは言っている。
「(犬を飼う場合)飼い主は24時間、常に群れのリーダーでなければいけない」

 疲れそ…。
┐(´ヘ`)┌

 来年くらいにまた猫を飼おうかな。

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