ボストン型メガネを購入

 メガネをかけるようになって早10年。視力は近くが見えづらく、遠くはよく見えるので、
「近視だよ」
 と、しれっとごまかしたところで、
「はいはい、そういう事にしておきましょ、老眼のくせに」
 と、ウソがバレバレ必至なので、
「正真正銘の老眼です」
 と、潔く申します。

 おまけに乱視まで調子こいて加わりぁ、30〜40cm以内のもの、特に文字や小さいものを見るには、もうメガネなしの生活はできなくなった。

 オンオフ、服装、六曜、相手、シチュエーションでメガネを変えたりすることはなく、スクエア型メガネを長年使用しているが、今回で8つ目のメガネ購入になった。(買っても1ヶ月くらいで気に入らなくなったり、フレームやレンズを壊したことがあったので)

 金属フルリムのビジネス向けメガネからデビューし、3つ目からリムレスのスクエア型メガネに変え、リムレスのスクエア型メガネは、4つ所持しているが、最初に購入したものは、過去に自分で鼻パッドの調整を何回もしていたら、鼻パッドの柄が折れてしまい、慌てて同じフレームを購入したくらいお気に入りだ。

 とは言え、長年スクエア型メガネをかけていると、逆にラウンド型メガネはどんなものだろうと気になりだし、ふと、生前の父のことを思い出したのだ。

 父は用途に合わせてフレームの違う2つのメガネを使い分けていたが、わたしが子供の頃からよくかけていたメガネがリムレスのラウンド型だった。

 子供ながらにも似合うなぁと思ったし、今でも父のことを思い出すと、そのメガネをかけた父の顔が目に浮かぶのだ。

 わたしは、一気にラウンド型メガネが欲しくなった。

 そこで、妻が駿河屋の特上うな重を14杯は食べられるブランド物のジョンレノンメガネを持っていたので、それをかけさせてもらったら、アラーキーみたいな人相になっちまったが、それでもこれはこれでありかな、個性的でいいじゃん。と、自画自賛しているうちに、妻のこのメガネが急に欲しくなったのだ。

 そして、わたしの横でスマホアプリゲームに勤しむ(いそしむ)妻に、
「このメガネ」
 と、言い出したら、妻のシックスセンスは大したものだ。こちらを向く事もスマホアプリゲームの手を休める事も一切なく、
「ダメ!」
 と、豪速球で返してきて、
《おれに頂戴》
 を言わせないまま、わたしの話しをぶった斬ったのだ。

 分かっていても、とりあえず、人の話は最後まで聞いてから返答しようよ。それに、こちらが言わんとしていることを当てられるとイラッとするものだ。妻に限らず、女性って妙〜に感の鋭いところがあるのが玉に瑕だよね(男の気持ち)。

 さてさて、となると、自分で買うことになり、ネットでいろいろ探している中で、三角おにぎりを逆さにした感じの楕円形メタルフルリムメガネに目が止まり、クラシカルなところが気に入り、ラウンド型に近いボストン型メガネを購入した。わたしの顔に馴染んでくれるかな。

 ところで、遠視は近視の反対なので、近くが見えづらく、遠くはよく見えるのが遠視と認識していたが、近くも遠くも見えづらいのが遠視だったんですね。わたしはずーっと誤認していましたよ。

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