暑気払い

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 毎年恒例になりつつある高校時代の友人らでの暑気払い。この時期、誰ともなく「暑気払いをやろうよ」と連絡があり、一応わたしが幹事をやっている。

 しかし、今年の夏は異常~にあぢーし、だりーし、諸事情もあり、今年はやろうよメールが来なかったら暑気払いはスルーしよっかなぁと思っていたら、7月下旬に友人のひとりから、
「8月14日から数日間千葉に帰ります。軽くどうですか? と言うお誘い。●●(友人)には連絡済。後は適当で…」
 と、心地よい着信音とは裏腹にくらっとする迷惑メールが受信された。

 友人は時には悪魔に思える。

 「お誘い」と書かれていたのでセッティングをしてくれるのかと思いきや、「後は適当で…」と、それとなーく幹事はあくまでもあんただよと言わんばかりの他人任せのその図々しさは、120%O型以外の何者でもない。このクソ暑い中、わざわざ外に出て飲むより、エアコンの効いた自宅で飲んでいた方がよほど暑気払いになる。

 と、一旦は「そちらで勝手におやり」と思ったりもしたが、人は心、気は心、メールのタイトルが「お願い」と書かれていたので頼まれたのならしゃーねぇ~とやさしいわたくしは暑気払いの段取りをすることに。

 為念、この友人に、
「後は適当で…では困る。14日から数日間とあるがいつがいいの?」
 とメールを送ったら、
「そりゃそうだ、いつものメンバーでいいです。14、15日がいいです」
 と、のんきな返信。

 15日は日曜日だし、終戦記念日だし、言い出しっぺの友人のスケジュールに合わせる形で昨日暑気払いを開催した。

 余談だが、昨年は8月13日(木)の平日に暑気払いを開催している。皆それぞれに公私の都合から「土日がいい」「平日じゃないと行けない」などで誰かが欠けることがある。しかし、これはやむを得ないことで、幹事はズバッと日程を決めたほうがいい。みんなの都合を全て汲み取ろうとすると収拾がつかなくなるから。

 閑話休題。

 暑気払いの場所は地元の居酒屋。お通し・刺身6点盛り(個人盛り)・サラダ(大皿)・焼物・煮物・揚物・茶そば・デザートの8品+飲み放題で3,980円。お手頃価格で楽しめた。

 少人数、気心しれた仲の飲み会はクロストークが少ないからいい。誰かが話し出すとそれにみんなが乗っかってなんやかんやと話し出す。まぁ、最初の話題の「わ」の字の欠けらもないまったく違う結末になることもあるがこれは飲んでいるのでご愛嬌。ん? アルコールを飲まない友人も2名いた。ま、いっか。

 飲み会の話題は近況や趣味の話もするがやはり昔の思い出話で花が咲く。毎回、同じような話題になるがそれでも飽くなき笑いを共有しあえるのは印象深い思い出だからだろう。丁度、好きな映画やドラマを何度も観るような感覚に似ている。

 また、記憶違いだったり、自分が覚えていないことを周りが覚えていたり、その反対があったり、同じ思い出でも些か(いささか)な違いがあったりして記憶を辿るようにすり合わせるのも面白い。友人とは神秘的な存在なのかもしれない。

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