二代目 谷風梶之助

二代目 谷風梶之助

 大相撲秋場所、白鵬の全勝優勝で千秋楽を終えた。自粛された先場所の表彰式では手にすることが出来なかった天皇賜杯を受け取った白鵬は感無量だったことだろう。

 しかし、今の相撲は、朝青龍がいない、琴光喜も野球賭博関与で解雇、外国人力士に押されっぱなしの不甲斐ない日本力士勢…。楽しみは、白鵬が連勝記録をどこまで伸ばすのかと高見盛の取組前の最後の塩のかけ声くらいだ。一相撲ファンのわたしとしてはもっともっと伯仲する幕内の取組、特に三役力士の取組が観たいものである。

 さて、白鵬は連勝記録を62勝として現在歴代2位となった。しかし、実況では「昭和以降の連勝記録…」と「昭和以降」が繰り返し言われていた。昭和より前を含めたら歴代何位になるんだろうと調べたら以下の通りだった。

1位 69連勝 双葉山☆
2位 63連勝 谷風(2代目)
3位 62連勝 白鵬☆(現役更新中)
4位 58連勝 梅ヶ谷(初代)
5位 56連勝 太刀山
6位 53連勝 千代の富士☆
7位 45連勝 大鵬☆

17位 35連勝 朝青龍☆
☆:昭和以降の力士

 白鵬は歴代3位。来場所、負け無しで勝ち越せば双葉山の記録を更新することになる。来場所が楽しみである。

 ところで、歴代2位の2代目谷風梶之助(たにかぜかじのすけ、以下谷風)ってどんな力士だったのかなぁと、これまた調べてみたら、驚き桃の木山椒の木であった。

 谷風は江戸時代後期の10代将軍徳川家治、11代将軍徳川家斉のときに活躍した大横綱だった。63連勝は江戸本場所のみの記録で、当時開催されていた京都本場所、大阪本場所を含めると98連勝になるそうだ。

 ただ、「引き分け」、「預かり(物言いのついたきわどい相撲などで、あえて勝敗を決めない取組)」、「休場」も間に含んだ記録。また、申し合いの取組(八百長)もあったかもしれない。当時の正確な記録も残っていないのだろう。で、現在は昭和以降で記録を決めているのだと思う。

 谷風の体型は全盛時代で身長189センチ、体重169キロのアンコ型巨人だったそうだ。江戸時代後期の男性の平均身長が157cmだから、今だったらアンドレ・ザ・ジャイアント(←ちょっと古い)を見上げるような感覚だったことだろう。

谷風梶之助 (2代) - Wikipedia

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