日本橋三越本店に行列ができている焼き鳥販売店「両国茶屋」があると妻が話した。
妻はどんな焼き鳥なのか覗いてみたら両国国技館(以下、国技館)で売られている国技館やきとりに似ていると思ったそうだ。
余談だが国技館やきとりとは、名前のとおり国技館内で売られている焼き鳥で、最初は本場所中に国技館内の売店のみで売られていたが、美味しいと評判が広がり、現在は通販、JR東京駅・上野駅・新宿駅・大宮駅・八王子駅の弁当屋さん、東京スカイツリーのソラマチ、明治座などでも売られるようになった。
わたしも年3回、国技館で千秋楽観戦をするときは、必ず観戦中に酒の肴としていただき、お土産にも持って帰っている。
国技館やきとりは、国技館の地下が巨大焼き鳥工場になっていて、そこで国技館秘伝のタレを使い作られている。
相撲と焼き鳥の関係は、鶏は2本足で立ち、手をつかない(土がつかない)、験担ぎだそうだ。
閑話休題。
妻は両国茶屋の店員さんに、
「国技館の焼き鳥なんですか?」
と、聞いたら、
「肉を国技館に卸しています」
と、言われ、妻、
「こうたる!」
と、即答購入。
写真は妻が両国茶屋で買ってきた焼き鳥。
焼き鳥もつくねもレバーも柔らかく、つくねは国技館やきとりのつくねと甲乙つけ難いおいしさ。表現が下手で申し訳ないが、タレはあっさりした濃口。
鶏肉は同じなので、国技館やきとりと食べ比べをするのも面白いだろう。

両国茶屋 日本橋三越本店 (三越前/焼鳥)
★★★☆☆3.25 ■予算(昼):¥2,000~¥2,999