しゃべり過ぎると嫌われる

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わたしが20代前半の時、出向先の会社におしゃべり(話し好き)の社員(以下K氏)がいた。わたしと同い年でフィーリングも合ったのだろう、K氏とは差しで飲むことも何度かあった。

K氏は酒が入ると普段に増して饒舌(じょうぜつ)になり、なんやかんやと話し出し、K氏とわたしのしゃべり支配率は9:1でK氏がしゃべっていたが実に話が面白く、特に学生時代や友人らの思い出話は愉快だった。わたしはK氏の学生時代や友人は知らないし、K氏の話しは長いが、その時の状況や人物像が頭に描かれ臨場感が湧いてくる話し方なのだ。隣席の客から、あんた大丈夫? と、言いたげな白い目を向けらるほど笑い転げたこともあり、そのくらい面白く愉快だった。

ところが、出向先の社員らで飲みに行くとどうもK氏の話が面白くない。K氏が話し出すとイラッとしたのだ。それは、K氏は他の社員が話し出すたびに、
「それ、私も経験がありますよ…」
「あっ、それ知ってますよ…」
と、他の社員の話のプロローグでK氏は必ず口を挟んで割って入り、つまるところ他の社員の話しはどうでもよくて自分の話をしだすのだ。他の社員の話も聞きたいと閉口したものだった。

でも、そう感じているのはわたしだけなのかなぁと思っていたら、何度目かの飲み会でK氏が先輩社員らから、
「おまえよくしゃべるねぇ~」
「少しは黙っていたら」
と、窘(たしな)められていたので周囲もわたしと同じように感じていたようだ。自分ばかりがしゃべっていても周囲はうんざりするだけなのに、K氏のような人たちは一応に自覚がない人が多いので厄介だ。

以下は過去にgooランキングで掲載されていた、相手が不愉快にさせる “話が面白くない” と思われてしまう人の特徴ランキング。

もっとも多くの人に嫌がられたのは《自慢話が多い》人。インターネットのQ&Aサービスにも「身近な人の自慢話に懲り懲りだ」といった悩みがたくさん寄せられています。ときどきならともかく、毎回会話の中に自慢を織り交ぜられたらウンザリしまいますよね。本人に自覚がある場合とない場合がありますが、いずれにしても相手の自慢話にいつも大喜びできる人はなかなかいません。

2位は《他人の話の腰を折る》でした。話の趣旨をくんで意外な切り口を見せたら逆に会話が盛り上がることもあるので、話の腰を折ることが一概に悪いとはいえませんが、相手の言いたいことを全く聞かずに別の話題を始めてしまう人にはムッとしてしまいますよね。

3位には《話にオチがない》がランク・イン。出来事を並べ立てるだけで尻すぼみに終わってしまうと、いったい何を伝えたくて話し始めたのだろうと不思議な気持ちになることも。いずれにしても話す相手のことを考えず、自分の話したいことだけを自己中心的に推し進めてしまうのが “面白くない” と思われる要因なのではないでしょうか。

で、ダメな順位
※カッコ内の数字は回答者のパーセンテージ(複数回答可)
1. 自慢話が多い(100)
2. 他人の話の腰を折る(76.4)
3. 話にオチがない(74.0)
4. ネガティブな話が多い(63.7)
5. 知らない人の話ばかりする(52.4)
6. 自分の意見がない(49.6)
7. 度がすぎる毒舌(47.3)
8. その場じゃないとわからない話をする(44.2)
9. 自分が面白いと思うところを何度も言う(39.0)
10. 前フリが下手(36.1)
11. ギャグが古い(34.8)
12. ドヤ顔で話す(34.7)
13. テンションが高く早口(31.9)
14. 相槌が適当(30.6)
15. 情報源がすべてテレビ(26.3)
16. 自分が言ったことに自分で笑う(25.3)
17. すべった事を認めない(23.3)
18. ネット用語をそのまま会話に織り交ぜる(22.6)
19. お笑い芸人のギャグをそのままパクっている(19.4)
20. マイナーすぎるギャグを入れこんでくる(19.1)


気づいてる? 「なぜか嫌われる人」の5つの話し方
2016/11/30 臼井流最高の話し方

「(周囲の人に)煙たがられている」

「何だか嫌われている」

そんな気持ちを抱いた経験があなたにもあるでしょう。かといって、特段嫌がられる理由が見当たらなければ、「単なる思い過ごしだろう」「好印象を得るため、自分なりに努力してきたのだから大丈夫」と自分に言い聞かせ、いったんは納得しようとします。ところがしばらくたつと、「やはり、嫌われているのでは?」と疑わしくなってきたり……。

誰しもコミュニケーションを円滑にするために、言葉づかいや物腰などに注意を払っているはずです。とはいえ、現実には万人に好かれることは不可能です。人にはそれぞれ個性があり考え方が違うのですから、言葉一つにしても受け取り方はさまざまです。

例えば、頻繁に耳にする「(私が)やります」という言葉。積極的な発言で好ましいと思う人もいれば、「やる」は「殺す」や「性行為」を連想させる動詞でもあり、品格がないと嫌う人もいます。「やる」ではなく「する」を用い「(私が)します」「(私が)承ります」と言うのが好ましいでしょう。

なぜか周りから嫌われてしまう人は、こうした発言例のように、無意識のうちに相手を不快にさせている可能性があります。悪意はありませんから、嫌われている原因に気付かなければ、いつまでも改善できないという悪循環に陥りがちです。

「会話がかみ合わない」

「嫌われているかもしれない」

そんな気持ちに捉われたときこそ、自分自身を振り返るチャンスです。周囲の人を不快にさせる原因があるのかどうか、自分自身を見つめるようにしましょう。見つかった問題点を変えるだけで、周りの評価が劇的に改善されます。

なぜか嫌われる人の話し方

次に、周りから嫌われてしまう人の話し方の特徴をご紹介します。

●自慢話をする

●自己主張が強い

●いい訳をする

●語尾の使い方が曖昧である

●感謝の伝え方が不十分である

以下でそれぞれについて解説していきます。

1.自慢話をする

自分の好きなことだけを一方的に話してしまう人がいます。特に自分にとって誇らしいことがあると、聞いてほしい、褒めてほしい、共感してもらいたいと思うのは人情です。しかし、その話ばかりだと相手は退屈してしまいます。

「話し上手は聞き上手」と言われるように、熱心に相手の話を聞く人は好かれます。人は誰でも、自分の話を聞いてほしい、理解してもらいたいという「欲求」がありますから、「聞く」に集中することで、相手の承認欲求が満たされるわけです。ですから、会話するときは相手の話を聴くことにフォーカスしてみましょう。

嫌われやすい代表的なNG言葉は「自慢するわけではありませんが」「耳寄りな話がありまして」などです。「自慢するわけではありませんが」は、本当は自慢したいという本音が見え見えです。むしろ「自慢話なんだけど、聞いてもらえますか?」と前置きしたほうが、はるかに好感を得られます。

「耳寄りな話がありまして」は、かえって怪しまれる前置きです。うまい話に乗れば手痛い目に遭うご時世ですから、「耳寄りな話がありまして」と口火を切ったら大概の人は「うさん臭い」「詐欺かもしれない」と感じるでしょう。疑いを抱かせるだけで、一利もない残念な前置きです。

2.自己主張が強い

謙虚な気持ちを持って人と接するようにしないと、確実に嫌われます。相手の話を聴かずに、どんどん前に出るのも控えましょう。自己主張が強いと、相手の存在をおろそかにしてしまいがちです。話相手によっては自分が無視されているように感じる人もいるでしょう。

代表的なNG言葉は「まあ、黙って聞いてよ」「見解の相違だね」「解釈の違いだ」などです。親しい間柄の相手であっても、「まあ黙って聞いてよ」と言われた瞬間に、私ならばムッとするでしょう。会話は言葉のキャッチボールです。相手と話の呼吸があってこそ、「コミュニケーション」といえるのです。

3.いい訳をする

自分の非を認めない人は、誰からも好かれることはありません。ミスをしたり、トラブルの原因を作ってしまったときには、素直に謝ることが一番です。たとえ、直接の原因が自分に無かったとしても、相手に迷惑をかけたのであれば謝るのが社会人としての常識です。

謝るのが損だと思っている人もいらっしゃいますが、自分の非を認められない人は人間として評価されることはありません。言い訳をするのではなくて、素直に謝罪ができるようにしましょう。

こうした場面でのNG言葉は「そんなことは言った覚えがない」や「だから言った(注意した)でしょう」などです。「そんなことを言った覚えがない」と言っても、相手が「いや、確かにそう言った」となれば話がかみ合わず、こじれると信頼を損ないかねません。

「だから言ったでしょう」は、自分は常に正しいと思い込んでいる人が使いがちな言葉。その実、自分のアドバイスに従わずミスをした人には、知らん顔を決め込むこともあります。最高の結果を出す「気遣いできる人」は、口にしない言葉です。

4.語尾の使い方があいまい

語尾によって言葉の印象は大きく変わります。たとえば、語尾を強く言えば、威圧的な印象となりがちですし、語尾の声が小さければ自信の無い印象を与えることもあります。

「○○して!」では威圧感丸出しですが、「○○してもらえるとうれしいのですが」だと気遣いを感じますね。「○○していただけますか?」は、相手の立場を尊重しながらお願いをしていることが伝わります。

語尾が変われば、印象も変わります。自分の会話を録音して聞くと分かりやすいので、実際に試してみるとよいでしょう。繰り返し練習して、嫌みの無い話し方になるように心がけてください。語尾をソフトにしてなるべく笑顔を絶やさないようにすれば、柔らかい印象を与えることができます。きっと好感を抱かれることでしょう。

5.感謝の伝え方が不十分

他人に対して、きちんと感謝の意を示さないと、周りの人が離れていきます。「ありがとう」や「ごめんなさい」といった言葉は、親しい間柄ですとおろそかになりがちですが、大事な場面でうっかり忘れたら相手の心はどんどん離れていきます。親しい人ほど感謝の意をしっかり伝えるべき、と覚えておいてくださいね。

ただし儀礼的な「ありがとう」や、タイミングを逸した「ありがとう」だと効果は半減。「言わないよりはまし」程度にしか伝わりません。感謝の意は「機を見るに敏なり」の姿勢で、良い関係を長く続けることができます。

これは、大切な人に嫌われない秘訣でもあります。自分と会話してくれるということは、二度と手に入れられないその人の貴重な時間を割いてくれる行為なのですから、心を尽くして感謝の気持ちを伝えましょう。

以上、嫌われる人の話し方の特徴を紹介しました。自分に当てはまっているものがあれば早急に改善してください。人脈は無限の財産です。周りから嫌われないように注意を払い、豊かな人間関係を構築していきましょう。

気づいてる? 「なぜか嫌われる人」の5つの話し方|キャリア|NIKKEI STYLE
「(周囲の人に)煙たがられている」「何だか嫌われている」そんな気持ちを抱いた経験があなたにもあるでしょう。かといって、特段嫌がられる理由が見当たらなければ、「単なる思い過ごしだろう」「好印象を得るため、自分なりに努力してきたのだから大丈夫…

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