既にご存知のことと思うが、スマホアプリに厚生労働省の新型コロナウイルスCOVID-19接触確認アプリ(COCOA)がある。
GPSの位置情報は使わず(追跡なし)、アプリ利用者同士が接触した記録のみを管理するアプリ
機 能
- 過去14日間の接触ログ
- 感染者と濃厚接触した可能性がある場合の通知
- 陽性登録(保健所から発行される処理番号の登録)
きわめてシンプルなアプリなのだが、利用するにはスマホのBluetoothをオンにしなければならない。オフのままだと接触記録が取れないのだ。
- 濃厚接触の可能性の通知が着るとPCR検査を受けたくなる
- 濃厚接触の可能性の通知が着ても感染者が特定できないので、心理的に人が集まるところは避けるようになる
デメリット
- Bluetoothをオンにしなければ機能しないアプリ
- Bluetoothをオンにするとスマホのバッテリー消費が早い
- 濃厚接触の可能性の通知が着ても感染者が特定できないので、人間不審に陥ることがある
- 濃厚接触の可能性の通知が周囲に知られるとハチにされることがある
- 陽性登録は任意
濃厚接触の可能性とは、感染者と過去14日間で1m以内15分以上蜜でいたこと。
個人情報については、COCOAは「電話番号、位置情報など個人が特定できる情報は記録しない」とあるので、スマホのIMEI(端末識別番号)、MEID(CDMA系端末識別番号)を暗号化して紐付けしているのだろう。スマホのICCID(SIM/UIMカード識別番号)、SEID(電子決済用識別番号)はサーバーに記録していないと思う。
ICCID、IMEI、MEID、SEIDの番号そのものから即個人が特定されることはない。大体、FacebookやTwitterなどSNSでは実名で登録しビシバシ投稿しておきながら、こんなときだけ個人情報が漏洩するのではないかと心配するのは滑稽でならない。
もし、心配するのであれば、スマホのBluetoothをオンにしていることのほうだろう。以前、アメリカのテレビドラマ「パーソン・オブ・インタレスト」でリースが自分のスマホを容疑者またはそれに関わる人物が持つスマホに近づけてペアリングする場面が何度となくあり、リースが、
「ペアリングできなかった。Bluetoothをオフにしているようだ。用心深い奴だ」
と、フィンチにワイヤレスイヤホンドランシーバーで伝える場面なんかもあったりしたので、わたしは「Bluetoothは必要なとき以外はオフにしとこ」と、決めているのだ。
ん〜テレビドラマに感化され易いわたしだ。
新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)の周知について